カーシェアリングイメージ

車社会がもたらす影響の抑制

カーシェアリングのもう一つの重要な役割として、車社会がもたらす社会や環境への影響の抑制があります。経済的な面や用途の面でカーシェアリングには興味がないという人も、この問題については十分に理解し、カーシェアリングの意義について考えていただきたいと思います。

カーシェアリングと環境問題

◎増えすぎた自動車
平成19年度3月末時点の全国の登録自動車総台数は7,900万台にのぼり、そのうちの5,800万台、73%をマイカーが占めています。実に国民の2人に1人がマイカーを持っている計算になります。自動車離れといわれる現在でも、台数だけを見るとまだ増加傾向にあります。また、マイカーを2台以上持っている世帯も多いことから、すべての自動車が十分に利用されているとは言いがたい状況となっています。
さらに車が増えすぎることで、交通渋滞や駐車場不足、そして交通事故の増加につながっていきます。ここ数年、交通事故の件数は減少傾向にあり、配送車の一時停止駐車の取り締まり強化などで交通状況は改善の方向にあるといえますが、その分、車を運転するものにとっては厳しくなっているのも現実です。

◎マイカーは本当に必要か
マイカーを買う理由としては、「他に交通手段がない」「いざというとき必要だから」「豊かな生活の象徴」などいろいろあり、大は小を兼ねるで大きな車を買う傾向にあります。しかし現実には1人か2人でしか乗らない場合がほとんどで、年間の走行距離が3,000km以下の場合が多く、たまに週末に利用しても渋滞で動けなくてかえって不便というのがオチです。

◎車は買っただけでは済まない
自動車は買っただけでは済みません。維持費がかかるのは当然ですが、車は機械ですから、ある程度定期的に動かしていないと早く痛むと言われています。(電気製品も通電していないと悪くなると言われるのと同じです。)

◎近くでも車を使ってしまう
マイカーを持っていると、近くのコンビニに行くにも車を使うという状況になってしまうのはよくある話です。この例を考えると、車を使うことのどこにメリットがあるでしょうか?燃料の無駄、お金の無駄、排気ガスの無駄、体にも悪いと良いことは一つも見つかりません。