カーシェアリングイメージ

欧米ではすでに定着

日本ではまだ実験開始から10年も経っていないカーシェアリングですが、ヨーロッパなどでの歴史はもう10年以上古く、すでに定着しているシステムです。

海外のカーシェアリング

始まりは1987年、スイスの学生の間で始まったのがきっかけで、ヨーロッパ全土に広がっていきます。ヨーロッパは、土地不足、コスト高、環境先進国、そして“シェア”という言葉に抵抗がない国柄などカーシェアリングを導入するのに最適な環境といえるでしょう。次にアメリカやカナダに広がります。アメリカやカナダもやはりルームシェアなど合理的な考え方が定着している国です。

ドイツでは現在230以上の都市でカーシェアリングを利用することができ、会員数も4万人以上いると言われています。ドイツは日本と並ぶ自動車先進国ですが、環境大国でもあり、その国でカーシェアリングが盛んなのは大変興味深いところです。

欧米でのカーシェアリングの普及の裏には、実は日本企業も加担しています。例えばアメリカン・ホンダモーターは、シアトル、ポートランド、ワシントンD.C.などに拠点を持つ「Flexcar」という名称のカーシェアリング運営企業に出資を行っています。

サンフランシスコで展開している「zipcar」というカーシェアリング・サービスでは、大きな特徴として豊富な車種を挙げています。日本のカーシェアリングで用意されているのは、選べてせいぜい2車種程度ですが、zipcarではプリウスなどのハイブリッドカーや、miniなどオシャレな小型車などを用意しています。(セカンドカー的ポジションのため、やはり大型車は選択肢に入りにくい。)

日本でももう少し普及して保有台数が増えてくれば、車マニアでも満足できるような車種が選べる時代が来るかもしれません。